「打ち出の小槌」ブログ童話館アートメルヘン
「打ち出の小槌」
むかし
むかしの、
何処か
遠い国の
お話しで
御座います。
ある国に
総理が
おりましたそうで
御座います。
ある日の事で御座います。
総理が、何時ものように、
優雅に打ち出の小槌を
御振りになりました。
しかし、
打ち出の小槌からは
何も出てはきませんでした。
総理は、
繰り返し何度も何度も、
打ち出の小槌を御振りになりました。
しかし、
やはり打ち出の小槌からは、
何も出てきませんでした・・・。
何度も御振りに成った為でしょうか、
総理の御手には
血が滲んでおられました。
不思議に思った総理が、
打ち出の小槌をよく見ると、
血はボロボロに成った
打ち出の小槌からでていて、
打ち出の小槌には
国民という名が
彫られていたそうで御座います。
むかし
むかしの、
何処か
遠い国の
お話しで
御座います。

ある国に
総理が
おりましたそうで
御座います。
ある日の事で御座います。
総理が、何時ものように、
優雅に打ち出の小槌を
御振りになりました。
しかし、
打ち出の小槌からは
何も出てはきませんでした。
総理は、
繰り返し何度も何度も、
打ち出の小槌を御振りになりました。
しかし、
やはり打ち出の小槌からは、
何も出てきませんでした・・・。
何度も御振りに成った為でしょうか、
総理の御手には
血が滲んでおられました。
不思議に思った総理が、
打ち出の小槌をよく見ると、
血はボロボロに成った
打ち出の小槌からでていて、
打ち出の小槌には
国民という名が
彫られていたそうで御座います。
スポンサーサイト