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「真っすぐなキュウリと曲がったキュウリ」ブログ童話館アートメルヘン

「真っすぐなキュウリと曲がったキュウリ」
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とかく、この世は

真っすぐなものが好まれます。


たとえば人でも、

「あなたは、真っすぐな人だ」と言えば、

相手は喜ぶ事は有っても、

「いいや、

おれは誰が何と言ったって曲がった人間だ。

二度と真っすぐな人間だ何ていったら、

ぶん殴るぞ。」



なんて怒る人は、

あまりいないと思います。


だからキュウリも

真っすぐなものが好まれるのかと言うと、

それはまた違った、

消費や流通、生産などの人間の都合で

真っすぐなものが良しと

されている訳だと思うのですが。


その規格が、日本では、

まるで工業製品のように徹底されているのが、

少しやりすぎなのではないかと

思ったりする訳なのです。


外国では、曲がったキュウリも

普通に売っているようですよね。

普通のキュウリとして。


だって、少しぐらい曲がったキュウリの方が

菜園で作っていると普通なんですよ。

むしろ、真っすぐなキュウリの方が珍しいのです。


そして何より、キュウリは

工業製品ではなく生き物だという事です。

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工業製品であれば、

規格があり規格に外れたものは

不良品とするのは仕方がない事です。


しかし、生き物なんですから

多少の曲がりは有っても それは、

当たり前の事なんじゃないかと思うんです。


いや、むしろ私なんかは、

曲がったキュウリの方を 選んで良く買います。

財布に優しいですからね。


そういう意味では不良品ではなく優良品です。

あっ、でも曲がったキュウリも一緒に売ると

値段が高い方といっしょになってしまうか。


いや、規格をそろえる手間が少なくなり

コストも 下がって値段も

安く提供できるかもしれませんね。


どちらにとっても、

良いことだと思うんだけど。



そしてこれは、

人間に対しても言えるのではないかと思います。



学校では、校則と言う規格を工業製品のように

学生である人間に対して当てはめていないでしょうか?



人間は、1人々が少しづつ違っていて当たり前で、

それは、不良品ではなく人間としての

証なのだと 思うのですけど・・・。



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