「虹と林檎の木のある風景」 |
「小石」
道のすみっこの小石 だれにも気づかれる事のなかった小石 小石はあっちへ蹴られたり こっちへ蹴られたりしていた でも 小石は痛いとも 蹴られたらいやだとも 言わなかった・・・ そして とうとう小石は 道のまんなかへ蹴られて 粉々に砕けてしまった 小石は粉々に なりたかったのかな? きっと そんな事ないよね・・・ 蹴られたら 痛い!って 言ってやれば よかったのに・・・ でも それを教えてくれる人は だれもいなかった・・・ だから 痛い!って 言えなくて 粉々になったんだ あっ 雨が降ってきた・・・ もしかしたら この雨は 小石の涙かもしれないね そうだ せめて小石に 傘をさしてあげよう だれにも気づかれる事もなく 粉々になった 小石の君が 濡れる事のないように・・・
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「赤とんぼと夕焼け」
赤とんぼが 灯をつけた あそこにも ここにも 灯をつけた 赤い赤い 灯をつけた お空が 赤く燃えている
赤とんぼが 灯をつけた 山にも木にも 灯をつけた 赤い赤い 灯をつけた お空も 赤く燃えている 「林檎」
林檎は 青空に向かって立っている 青い空に 緑の葉っぱ そして 林檎の赤と黄 やさしい虹といっしょだね そうだよ 林檎はとっても優しいんだ
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