ブログ童話館アートメルヘン ルノアールとゴッホ 「ルノアールとゴッホが描いた絵」


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「ルノアールとゴッホが描いた絵」 「ゴッホ作 ひまわり」
すると、或ることが分かってきます・・・・。 それは、絵の持っている性格のようなものです。 ルノアールの描いた絵からは、幸せ感や、自由さ、のびやかさ、 のようなものを感じ取ることが出来ます。 一方、ゴッホの絵から感じられる事は、孤独感や純粋さや、 ぎこちなさ、のようなものです。 ルノアールの絵の描き方は、絵の向こう側にいる 購入者の事を或るていど意識して、幸せ感や、自由さ、 のびやかさ、等を描いているのかもしれません。 職業的絵描きであれば仕方ない事ですが、穿って言えば 其の事に媚のようなものを感じる人もいるかもしれません。
覚はあまり感じられません。悪く言う人は本当に売れる 事を願っていたのだろうかと思えるほどです。しかし、 作家として見れば絵に対する探求心のようなものを感じる 事でしょう。 果たしてルノアールが良くて、ゴッホは駄目な人間だったの でしょうか。たしかにゴッホの絵は、生きている間に一枚しか 売れませんでした、きっと、当時ゴッホを認めなかった人たち の中には、そお言う事が含まれていたのでしょう。
いは無いのです。結局のところ芸術家にとって絵描きとして、 優等生であったとか駄目であったとかは、全く関係のない事 なのです。ルノアールは良い職業的絵描きでもあって、 ゴッホは破滅的な作家的絵描きであったという事なのです。
「ルノアール作 シャルパンティエ夫人と子どもたち」
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